箸休め
- scallopshcolarship
- 2024年6月4日
- 読了時間: 2分
受験参考書に、teatimeとかcoffee breakとかいって著者のエッセイが載ってるコーナーあったよね。語学の参考書だったら、著者の学生時代、特に留学先での体験談とか、その国の文化についての話がおもしろかった。
最近、英文読解ガチ勢として文法書に手を出してるので、学生時代を思い出している。
On Libertyを原文で読んでよかったと思うのは、教育について考えるきっかけになったこと。最初は教養のためと英語の習得のために始めたんだけど、やっているうちに重要なことに気付いたんよ。
それは、英語の勉強は学生時代から今まで、先生に習ったり自分で本を買ったりしてずっと取り組んでいたけど、そもそも教科書の例文や過去問集に載ってる試験の題材以外の英文、読んだことなかったわ。ということ!
働いていた時には海外のグループ会社の人たち(出向してる日本人&現地採用の外国の方)とメールや会議があったり、英語で文書を作ったりしてたんだけどそれは別として。
自分が読みたいから読んだ英文ってこれが初めてかもしれない。なんてこった。私は一体何のために英語の勉強を…?海外旅行が趣味とかでもなく。
英語の本を読みたいから買って、辞書や文法書で調べながら訳してみて、よくわからない内容については百科事典や歴史の教科書で知識を補ってという作業をして初めて、「自分で」勉強してるって感じた。”習うより慣れろ”の意味も分かった気がする。勉強のための勉強というか、資格取得のための勉強ではなくて、ただ自分のために集中してやったことが振り返ってみると「あのときは頑張って勉強してたな」ということになる。
子どもの教育についても、”個別主体的な学び”なんて言われますが、理想はこういうことなのかなぁと思ったり。
おまけのおまけだけど、今年は英語だけじゃなくてアナーキズムとエゴイズムの知識を収集したい。松尾隆佑さんはもちろんだけど、日々視聴しているYouTuberさんもこのワード使ってることがままあって。時代はリベラルデモクラチックからアナーキー&エゴイスティックなんやろか。知らんけど。知りたいわ。
でも今はミルにかかりきりで他の論文や本をじっくり読んでいく暇がないので、とりあえず入門として哲学系ゆーちゅーばーじゅんちゃんのメルマガ買ってみた!読めたら感想を書きたい。
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