帆立小屋
漆工房を始めるよ。
今からしばらくはお箸とお椀を黒く塗ることを目標に。
処女作ですが、一生ものを作るつもりでやっていきます。
そのため、だいぶ準備に時間とお金を使いました。
この頃は金継ぎをする人が結構いるし、そこから漆塗りに興味をもつ人もいるかもしれない。
そんな人の参考になるようにちょっと細かくこれまでの準備について記します。
準備1
本で情報収集
図書館で借りた「漆塗り その美しさと実用と科学」(豊島清・愛子 著 2010年 木耳社)を参考にした。
特に簡易漆風呂に過飽和硫安水槽と送風ファンを設置するというアイデアを知れたことはありがたかった。
他にも「くろめ返し」などアマチュアとして独自の手法を考案されており、科学的な理屈も説明してくださっているので信頼できる。
当分この人のやり方を真似してやってみることに決める。
また、豊島さんが参考にされたという「うるしの話」(松田権六 著)も文庫版の古本を購入した。
準備2
漆室づくり
大きなプラケースや杉板、硫安、小型のファンとホットカーペットなどを買ってきて作った。
中国地方で2月に、漆室内は温度20度湿度70%を維持できている。
準備3
道具をそろえる。
サンドペーパーや硫安、手袋などホームセンターで買えるものからチューブ入りの漆、刷毛など専門店に出向いて入手したものなど、道具が結構たくさんいる。
京都や石川の大手漆業者さんはネット通販サイトを持っているのでそこからも購入。アマゾン並みにすぐ届いて驚いた。
準備4
作業環境を整える。
ほこりは漆塗の敵なので、なるべく部屋を片付けてこまめに掃除。
準備5
道具の準備について調べる。
刷毛はテレピン油とへらを使って洗う。
サンドペーパーやウエスは適当な大きさに切っておく。
漆を出すお皿はきれいに洗っておく。
(上塗り用の刷毛はまだ使う準備ができていない。)
準備6
作業服を着ける。かぶれるタイプなので、長袖・長ズボンに靴下とビニール手袋をする。
髪は寝るときに着けるナイトキャップ(筒型)でまとめた。
これでOK!かな?
とりあえず第一回の拭き塗は無事にできた。