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このサイトの中間報告

ホームページを開設して1年がたった。

もとは、大学院に通う代わりに自分一人で勉強を続けるモチベーション維持のために始めたものだった。その頃に掲げた目標は大体達成できて、今は新たな目標がはっきり定まってない。

 1年間読書と作文をしてきた間に世の中も自分も家族もけっこう変化したと思う。

 まず自分は、趣味が増えた。少し前まで、漫画とYouTubeと掲示板サイトくらいしか暇潰しがなくて、たまに他県に観光旅行するくらいだった。今は漆塗りとか手芸に手を出したり、料理を作って義理両親や実の親に振る舞ったりと、自分の手を動かす系の趣味ができた。これは、歳をとって良かったと思うことの一つだ。昔は暇な時間に生産的なことをしようなんて気力がなかった。頭の中が職場中心で、仕事に役立つ英会話スクールに通って、あとは手軽な気分転換を重視してた。

 けど退職し、セルフ大学院だと思って図書館に通って夜な夜な読書と作文をしていたら、じわじわと、職場がなくても、一人でも、何か生産的なことしなきゃ、て考え出した。もともと、読書を楽しむこと自体が目的ではなくて世の中どうなってるの?自分はどうしたらいい(ましになる)の?という意識で始めたことだから、読みながら自分の生活に活かせることを探していたんだと思う。

それで、身近な人間関係を大事にしよう⇒義理、実の親を招く食事会

エコで手に職できないか?⇒漆塗り

とかやり出して、結果お金にはなってないけど人生は広がった。

子育てもまだまだ続くので、子どものためにも自分のためにも数学(算数)と英語の勉強も続けたい。

 また、私が勉強しているのを知った夫が、仲間内でセカンドキャリアとか院進学とかが話題になってた時期なのも重なって、大学院生になった。夫の院は基本通信制で夜間中心、在宅の日がほとんどなので、ここらで一生分の家事育児してほしい!けど、こうなると我が家は全員無職じゃん。やば。

 なので、私が再就職することになった。あー不安でいっぱいです…。

 ただ、以前ほど心の中が職場のことでいっぱい、仕事で凹んだら即心が瀕死、なんてことにならないんじゃないかとも思っている。趣味と家族、そして秘密のホームページ作成という心の支えができたので。

 精神科医の春日武彦先生が、自殺しない人には秘密がある(詩作など秘密の趣味を持っているということ)、と生きる秘訣みたいなことを仰っていた。私は心暗めなので、これを”良いこと聞いた!”と思って、自分も秘密を温めて行こうと思った。

 そういえば吾妻ひでお先生も『失踪日記』で、ホームレス生活後にガス関連の会社で働くことになった際、年下の先輩にきついことを言われたりしたけど”実は俺は漫画家、絵が描けるんだ。趣味の廃品工作もやってるんだ。”という気持ちがあったから凹まなかったと描かれていたように思う。

 自分の世界があるって生きる上で大切なんだ。

 だから、今後は暇な時間が減ってホームページ用の作文がなかなかできなくなるかもしれないけど、心のお守り袋としてホームページは残して、ときどき更新していきたい。

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