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「ポスト政治の政治理論」1

  • scallopshcolarship
  • 2023年11月2日
  • 読了時間: 2分

読んだ本「ポスト政治の政治理論」 松尾隆佑 2019年 法政大学出版局 P1-68


予め知っていたこと、聞いたことはあったことの復習 この本自体一度読んだことあるのですべてが復習になるが、今回は以下の用語に注意して読んだ。 規範・自律・正統・正当・定式化 ナッジ(肘でつついて合図を送る)という言葉、どこかで聞いたなぁ程度だったので調べたら、行動経済学の用語のようだ。 商学部にいたので、ステークホルダーという言葉にはなじみがあった。

新しく知ったこと、覚えたこと、印象に残ったこと P14 「政治から「統治」へのシフト」 P22 「したがって今や統治において重要なのは、単純な政府規模の大小ではなく、対応すべき需要が何であり、どのようなガバナンスの形態であれば最も効率的かつ効果的に当該需要へ対応できるのかを判断し、政府主体(中央政府、地方政府)と非政府主体(企業、NGO、NPO、ボランティア、地域コミュニティなど)の協働をどのようなバランスで形づくるかという、ガバナンスのガバナンスなのである。」 P26 「また、評価の基準をめぐっては価値選択の問題が生じるはずであるが、行政需要への機能主義的対処が主題化されがちなガバナンスにおいては、テクノクラートにより技術的・非政治的に基準が設定されやすく、課題設定権力が見えにくくなる。」 P27 「公共的な影響力を持ちうる多元的な主体を民主的に統御するための枠組み整備こそが急務である。」

感想・解釈メモ 第1章第3節で「政治学の共通主題」や「政治理論の意義」について説明されている。 そもそも政治学という分野について知らなかった。 政治について学べるコースは、大学では法学部の中にあったり、経済学部の中にあったり、社会学部の中にあったりした。 政治を国会で新しい法律をつくることや憲法改正について検討することという面から捉えれば法学部だし、社会問題の解決や国家・統治権力について考えるなら社会学、税や財政、経済対策について考えるなら経済学部。政治はいろいろな側面を持っている。 本書はP53に書かれている通り「政治理論は、社会構成原理としてのデモクラシーについての一貫したモデル構築を通じた、新たな政治ビジョンの提示によってこそ存在意義を示せるだろう。」ということで、より本質的な「政治的なもの」を扱う。 作者は政治を手段としてとらえており、目的は個人(自分自身)の自律・権利・利益という立場だと解釈した。だから気に入って読んでいる。

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この本に限らず“○○の束“という言葉をちらほら目にするのだけど、誰が言い始めた表現なんだろう?

 
 
 

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