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コモンズ関連の読書 2

  • scallopshcolarship
  • 2023年12月21日
  • 読了時間: 3分

読んだ本エコロジーとコモンズ 三俣学 編 晃洋書房 2014年

P110~221


予め知っていたこと、聞いたことはあったことの復習 コモンズまたは「共」 場所:地域コミュニティ、農林漁業を行う集団などで共同管理している山野、海 公(国や地方公共団体)、私(個人、企業など)と区別して共・コモンズと言われる。


初めて知ったこと・印象に残ったこと

財産区、フットパス、グリーンツーリズム、エコツーリズム、ブルートレイル


感想・解釈メモ

自然の中を歩いたり森で作業を楽しんだりする話が続いて、読んでいると旅に出たくなる。

鹿児島県串間市(御崎馬がいる所)、富士山山麓とか行ってみたいなぁ。

ただ、自然豊かなところを快適に旅したい人が増えるとリゾート開発が行われることになり、評判になるとますますたくさんの人が来て、移動時間を短縮するために空港が建設され…となってくるので、地域自立や環境保全と衝突する面が出てくる。

せっかく「エコツーリズム」や「グリーンツーリズム」という言葉を知ったので、旅行の際にはこれらも調べることにしよう。

何年か前に石垣島に行って泊まったけど、新石垣空港を造ることでサンゴ礁の海への悪影響が懸念され、反対運動が起こっていた過去があったとは知らなかった。


関連・発展学習

飛ばし読みでP233~の第11章(菅豊さん執筆)の「はじめに」を読んでいたら、「公共部門=政府などが権能を保持し、主導する『ガバメント』型統治から、社会の一員、集団が主体的に協力しながら意思決定や合意形成に関与する『ガバナンス』型統治へ」という文章があり、「ポスト政治の政治理論」でやっている話と重なる部分があった。

続く段で引用されている「ガバナンスは、もっと『水平的』で『分散的』『協働的』な物事の決め方」「政府や地方自治体だけでなく、民間企業や、NGO(非政府組織)/ NPO(非営利団体)、ボランティアの個人やグループまで幅広い、これらのアクターが、対等な関係でつながり(=ネットワーク化)、ときに協働し(協治)ときに競い合いながら(競治)、公共的な問題の解決に向けて意思決定や利害調整を行い、その結果を実行、管理していく姿」という文章は平川秀幸さんの本「科学は誰のものか」からのものとある。もしかしたらと思い松尾さんの本の巻末、文献一覧を見てみるとやはり平川秀幸さんの本が複数載っていた。

また、別の段落で紹介されている森林政策学者の井上真さんは「コモンズの今日的思想を考究するなかでガバナンスをより精緻にとらえ、中央政府や地方自治体、住民、企業、NGO・NPO、地球市民などさまざまな主体(ステークホルダー)が協働する「協治」(collaborative governance)という枠組みを提唱している。それは地元住民だけではなく、多様なアクターの参画を促す「開かれた地域主義」と、実際の関与度に応じて発言権に濃淡をつける「かかわり主義」とを基盤として…」などと説かれているらしく、すごく“ステークホルダー・デモクラシー”に近い考え方だと思う。

・井上真「コモンズの思想を求めて」2004年 岩波書店

読んでいる複数の本の話が参考文献などを通して蜘蛛の巣のように繋がっていく。 一人で学習しているとこういうところでちょっと安心する。

 
 
 

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