top of page
検索

コモンズ関連の読書 3

  • scallopshcolarship
  • 2024年1月7日
  • 読了時間: 2分

年末年始で家のことに時間を取られて、返却期限までに読みきれなかった…!

返却してしまったので引用もできないけど、印象に残ったことなどを書きます。

読んだ本

エコロジーとコモンズ 三俣学 編 晃洋書房 2014年

コモンズのガバナンス エリノア・オストロム(著)             原田禎夫、齋藤暖生、嶋田大作(訳) 晃洋書房 2022年


予め知っていたこと、聞いたことはあったことの復習

コモンズのガバナンスが持続的に成功するための条件(オストロム)

コモンズには、メンバーしか利用できないものと、誰でも利用できるものがある。


初めて知ったこと・印象に残ったこと

 一級河川は国(国土交通省)が管理しているが、市町村や区が包括占用許可の申請をすることができ、より住民の意向に沿った利用・管理ができるようになる。

 コモンズの利用にはルールと罰則があるが、軽微な違反に対する罰則は軽め。  ルールを守った人が損をしない仕組みづくりにより、多くのメンバーが準自発的にルールを守るようになる。

 サンフランシスコの地下水源の利用に関する新たなルールづくりの過程についての記述が面白かった。裁判したり、同意に至らず膠着状態になったり、ルールができて運用開始したのに即ルール破る団体がいたり(笑)。そしてバレて曝される。ドラマ化できそう。利害対立からの議論、組織とルールづくり、その運用管理。まさに政治。

感想・解釈メモ

 利害が一致しないことによるメリットってあるんやなって思った。意見が違うときははっきり言う、自分の利益は守ると主張する。でも、事実は受け入れて、解決するべき問題のためには妥協もする。それによってみんなが納得できて抜けや漏れのないルールができる。利害対立を認めてそれ前提の組織づくりをすることで、不正や腐敗を防止する。

 和は尊い!でも和が前提じゃ政治はできない。


関連・発展学習

協働という言葉に自分が住んでいる市や県の名前をつけて検索すると、いろいろな情報が出てくることがわかった。

災害怖いので、自分も災害復興系のボランティアサークルに参加してみようなかぁ。

 
 
 

最新記事

すべて表示
「マクロ実証会計研究」に感謝

最近、仕事の関係で読んだ本「マクロ実証会計研究」(中野誠 吉永裕登)がすごく役に立って感激した!  本文の方は仕事の参考として役に立ったんだけど、それと同じくらい間に挟まれる「コラム」と「テクニカル」と注釈が面白かった。そして、専門知識はまあまああるけど実証分析はよくわからない、でも研究論文に興味がある、という私のような半端な者にすごく、ちょうどよかった!!  私がこれまでに挑戦して、すごく読みに

 
 
 
政治家の話と私事に関する省察

NY市長にマムダニ氏が当選し、勝利演説で「ニューヨークはこれからも移民の町である」と述べたそうだ。  ちょうど今“A MOST INPERFECT UNION”という本、メキシコからアメリカに移住してきた作者が描くアメリカ史の漫画を読んでいて、アメリカ人はもともとがヨーロッパからの移民、その後アフリカから連れられてきた移民、南アメリカからの移民と移民だらけの国ということを改めて認識したところだった

 
 
 
日本人は近代フランスが好きだった?

「フランス革命についての省察」(以下、「省察」)を読み終えて、8月からは「アナーキズム 政治思想史的考察」(以下、「アナーキズム」)森政稔 (作品社 2023年)を読んでいる。  作者の森政稔(もり まさとし)さんは東京大学の政治・社会思想史の教授とのこと。昔の東大というか...

 
 
 

コメント


bottom of page